1. ストレートネックってなに?
最近、「ストレートネック」っていう言葉をよく聞きませんか?これは、本来は胴体の上に乗っているはずの頭が体の前に出てしまうことによって、首が前に突き出てまっすぐになってしまった状態のことを指します。
首には自然なカーブがあって、これが頭の重さをうまく分散する役割を果たしているのですが、このカーブがなくなると、首や肩に負担がかかりやすくなり、肩こりや首の痛み、さらには自律神経が乱れる原因にもなります。
特にスマホやパソコンを長時間使う現代では、ストレートネックになる人が増えています。この文章では、その原因や症状、そして直し方について分かりやすく説明します。
2. ストレートネックの原因
姿勢が悪い=ごつく見える、顔が大きく見える
スマホやパソコンを使うとき、前かがみになったり、頭が前に出たりしていませんか?頭はボーリングの球一個分の重さ(5kg)があります。この頭の重さを細い首だけで支えなければいけなくなるので、首や肩周りの筋肉に負担がかかり、首こり、肩こりになるし、筋肉が大きくガチガチになるので、首や肩周りが太くなり、ごつい印象になってしまいます😱頭(=顔)が前に出るので、顔は大きく見えてしまうし、首は短く見えてしまいます。「華奢見え」の逆の「ゴツ見え」の完成です😱
3. ストレートネックの症状
頭痛や肩こり、首の痛み
首の筋肉が硬くなって、肩こりや首の痛み、さらには頭痛が起こりやすくなります。
めまいやだるさ
首周りの血流が悪くなると、めまいや体がだるい感じがすることがあります。
顔が大きく見える
ストレートネックになると、首や顎周りの筋肉が緊張してむくみやすくなります。その結果、顔が大きく見えたり、フェイスラインがぼやけて見えることがあります。特に女性にとっては、美容面でも大きな影響を与える可能性があります。
長く続くと…
ストレートネックの状態を放置すると、猫背で前屈みの姿勢になるので呼吸が浅くなり、自律神経が乱れて、睡眠が浅くなったり、消化が悪くなったりすることもあります。
4. ストレートネックのチェック方法
病院で調べる
整形外科でレントゲンを撮れば、ストレートネックかどうかが正確に分かります。
家で簡単にチェック
壁に背中をつけて立ちます。頭、肩、腰が壁についているか確認してみましょう。もし頭が壁につかなければ、ストレートネックの可能性があります。
5. ストレートネックの直し方
日常生活でできること
まず、「同じ姿勢でいるのを止めること」が1番大事!
パソコンやスマホに集中してしまうと、同じ姿勢でいる時間が長くなります。合間に立ち上がったり、のびをしたりちょこちょこと動くようにしましょう。忘れてしまうようなら、慣れるまでは、タイマーをセットしておくのがおすすめです。
デスク環境を見直す
モニターを目の高さに調整したり、椅子の高さを適切にすることで、顔が前に出るのを防ぎ、良い姿勢を保ちやすくなります。
仕事や勉強の合間に簡単にできるストレッチ
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首のストレッチ 首を左右にゆっくり倒して、10秒ずつキープします。これを3回繰り返します。
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肩甲骨を動かすストレッチ 肩を思いっきり上げてから、ストンと脱力する動作を数回行います。
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スワイショウの運動 腕をリズミカルに振るだけの簡単なエクササイズで、血流を改善し、リラックス効果があります。こちらの動画で詳しい方法を確認できます。スワイショウは朝起きた時などにもおすすめ✨
専門的な治療
整体やカイロプラクティック
骨や筋肉のバランスを整える施術を受けるのも効果的です。
自分の力ではどうにもならない時には専門家に頼りましょう!
私のサロンでも、ストレートネックや猫背に特化したコースがありますので、興味がある方はこちらこちらを見てね✨
マッサージやリハビリ
首や肩の筋肉をほぐし、血流を良くする方法もおすすめです。
6. ストレートネックを予防するには?
姿勢に気をつける
日中、背筋を伸ばす習慣をつけましょう。
定期的に体を動かす
長時間の作業をする場合は、1時間に1回くらい立ち上がってストレッチをしましょう。
運動を取り入れる
ヨガやピラティスなど、姿勢改善に役立つ運動を取り入れると予防効果があります。
7. まとめ
ストレートネックは、スマホやパソコンを多く使う現代では、誰でもなりやすい問題です。でも、原因を知って対策を取れば、改善や予防が可能です。今日からできることを少しずつ始めて、キレイで快適を手に入れましょう!