実年齢より若く見える人には共通の特徴があるんです。毎日のちょっとした積み重ねで叶うものなので知らなきゃ損だし、やらなきゃ損!本記事では、実年齢より若く見える人の特徴10選と、その秘訣や具体的な方法を徹底解説します。漢方の養生はとても取り入れやすい方法なのでぜひ参考にして、若見えを手に入れましょう!
1. 肌がきれいで透明感がある
若々しく見える最大の要素は、肌の美しさです。シミやくすみが少なく、健康的な血色感や透明感のある肌なしには若見えは叶いません。最近の下地やファンデーションはとても性能が良いので、毎年、新製品を使ってみるというのも一つの手です。透明感と清潔感のある肌を目指しましょう。
秘訣
- 十分な保湿
肌が乾燥すると、シワやくすみが目立つようになります。セラミドなどの保湿成分配合のスキンケア製品を使用したり、馬油を使うことで、肌の水分量をキープしましょう。使用量を守ることが大切です。身体の皮膚からも水分が蒸発してしまうので、顔だけでなく、身体も保湿するようにしましょう。 - 紫外線対策
紫外線は肌老化の最大の原因の一つです。曇りの時や、寒い冬の日でも(温度は関係ありません。夏以外でも紫外線対策は必要)日焼け止めや帽子を活用し、日差しから肌を守ることが重要です。また、日焼けのしづらさは、肌の水分量にも関係があります。保湿をしっかり行なった肌は日焼けしづらいので、前項の保湿はマストです。
漢方養生の視点
- 肌の健康は「血(けつ)」と密接に関係しています。血を補う「当帰(とうき)」や「クコの実」を積極的に摂取しましょう。黒豆茶などもおすすめです。
2. 髪にツヤがありボリュームがある
髪のボリュームやツヤも、若さを感じさせる重要なポイントです。白髪や抜け毛が目立つと、老けた印象を与えがちです。
秘訣
- 頭皮ケア
定期的な頭皮マッサージは、血流を促進し、健康的な髪の成長を助けます。簡単にできる対策としてはクッションブラシでの、朝晩のブラッシングがおすすめです。50回ずつを目標にブラッシングしてみてください。頭皮は顔の皮膚とも繋がっているので、頭皮の柔軟性が戻ると、顔のリフトアップも叶いますよ! - 栄養補給
髪の健康には、タンパク質やビタミンB群、鉄分などの栄養素が必要です。髪の毛は身体全体に栄養が行き渡って最後に余ったエネルギーで作られています。髪の毛のためにも、栄養バランスの良い食事が大切です。
漢方養生の視点
- 漢方では、髪の健康は「腎(じん)」に関係しています。黒い食材(黒豆や黒ごま、黒キクラゲなど)を取り入れ、腎を養う習慣を心がけましょう。
3. 姿勢が良い
姿勢が良い人は、それだけで若見えします!猫背や丸まった背中は、どんなに顔が若く見えても、年齢を感じさせる原因となります。そして、姿勢が悪いと、ゆくゆくは顔のたるみや大きさにもつながってしまいます。
秘訣
- ストレッチ
気づいた時に、背中や肩甲骨周りを動かすようにしましょう。腕の上げ下げや、伸びで構いません。同じ姿勢でいないようにすることが大事です。 - 整体
定期的に整体などプロの手を借りるのも良い方法です。自分の現状を知り(例えば、反り腰、猫背、右側が上がってる・・・など)日々の動きの注意点を教えてもらうことで、良い姿勢の癖づけをすることができます。整体に通うときのポイントとしては、最初はなるべく頻回に通うことです。癖が元に戻る前に通うことで、骨格が整いやすくなります。私のサロンでも、1週間〜2週間に一回通ってくる方は変化が早くて、結果的に費用が安く済みます。三木まゆみ先生考案の、骨格ボディメイクが気になる方はこちらからどうぞ。
漢方養生の視点
- 「気(き)」の巡りが悪いと、姿勢にも影響を及ぼします。エビ、ニンニク、生姜などで温めて木の巡りをよくする食材を摂りましょう。ゆったりとした呼吸で行うストレッチやヨガ、散歩などで気の流れを整えると良いでしょう。
4. 表情が豊かで明るい
若々しく見える人は、表情が豊かでチャーミングです。逆に、無表情や疲れた顔は、老け見えになります。スマホに夢中になりすぎたり、パソコンを使っての事務仕事などで、顔や首、肩周りの筋肉もこわばりがちです。気づいた時に動かすようにしましょう。
秘訣
- 耳を回す
耳は顔の色々な筋肉と連動しています。耳を軽い力で引っ張りながらゆっくりと前回し、後ろ回しをすると顔の筋肉がほぐれて動かしやすくなるのを感じると思います。 - ストレス管理
笑顔を増やすためにも、ストレスを溜めない工夫が必要です。インスタなどで、思わず笑顔になってしまうような写真などを集めておくと、ストレス発散に役立ちます。
漢方養生の視点
- ストレスが溜まると「気滞(きたい)」が起こり、無表情や疲れた顔の原因に。ミントティー、ジャスミンティーなど、気の巡りを良くするお茶を飲むのがおすすめです。
5. 目に輝きがある
目の輝きや生き生きとした表情は、若々しさの象徴です。目が疲れていたり、くすんでいたりすると老けた印象になります。
秘訣
- 適切な休息
目を使う作業が続いたら、20分に1回は目をつぶったり遠くを見て目の筋肉をゆるめるようにしましょう。蒸気で温めるシートなども活用すると、目の周りの緊張がほわっと緩んで、目に輝きが戻ってきます。 - 目元ケア
保湿アイクリームや目元パックを使用するときは、皮膚が動かないくらいの優しさで触ることが大切です。
漢方養生の視点
- 「肝(かん)」は目の健康に直結しています。菊花茶やほうれん草、クコの実、ブルーベリーを摂取して、肝の働きをサポートしましょう。
6. 疲れにくく、動きがイキイキとしている
活力がある人は、表情や行動が生き生きとしており、若々しい印象を与えます。
秘訣
- 適度な運動
ストレスにならない程度の運動は、体が活性化されます。散歩をしたり階段を使ったり、家事も筋肉を大きく動かすことにフォーカスして行うと、程よい運動になります。 - 規則正しい睡眠
睡眠の質を高めて、8時間程度寝ることが大事です。前日より少しでも早く寝られるように、気をつけてみましょう。やらなければいけないことは、朝に回すのも一つの手です。昼寝を取り入れてエネルギーをチャージするのもおすすめです。13時ごろ目を1分間つぶるだけでも効果があります。ぜひ試してみて!
漢方養生の視点
- 疲れにくい体を作るには「気虚(ききょ)」を防ぐことが大切。芋、栗、かぼちゃやナツメなどを取り入れ、気を補いましょう。高麗人参はちょっと高価な漢方食材ですが、効果は抜群なので、もしも芋やカボチャなどでは効果を感じられないとき、試してみてはいかがでしょうか?
7. 柔軟性があり動作が滑らか
動作が滑らかで柔軟性がある人は、若々しい印象を与えます。
秘訣
- ストレッチやヨガ
ゆったりとした呼吸と一緒に行うストレッチやヨガは、筋肉のこわばりを解いてくれます。
また、動くときに一拍おく余裕があると、動きが綺麗に見えます。若見えプラス大人の女性の落ち着きのダブルの効果で素敵に見えること間違いなし。 - 温める習慣
冷えを防ぐことで、筋肉や関節の動きを良くします。
漢方養生の視点
- 気血の巡りを良くする「杜仲茶」や、体を温める生姜湯がおすすめです。
8. 太り過ぎず、痩せすぎない体型
適度に引き締まった体型は、若さを象徴します。太りすぎても痩せすぎても、年齢を感じさせる原因になってしまいます。
秘訣
- バランスの取れた食事
痩せたいからといって食事制限をすると、40代以降の場合はげっそりして老けてしまったり、代謝が下がってしまい、食べてないのに痩せないという悲しい現象が。また、痩せすぎで太りたいという人は、栄養素を栄養素として取り入れられない体質なので、脾(胃などの消化器)を養生することが大事です。体質に合った栄養素を過不足なく摂りましょう。腹八分目がベストです。 - 有酸素運動はほどほどに
有酸素運動はやり過ぎると酸化の原因になり老けてしまいます。また、関節への負担も大きいので、お好きな方もほどほどに。走るのが嫌い!という人は無理にやる必要はないので、ゆったりとした呼吸と合わせてストレッチやウォーキングをしましょう。
漢方養生の視点
- 代謝が悪くなりむくみで体が大きくなっている方も多いです。「湿邪(しつじゃ)」を排除する、あずき茶や、ハト麦茶、冬瓜で余分な水分や脂肪の蓄積を防ぎましょう。プーアル茶や陳皮茶は消化を促進してくれるのでこちらもおすすめです。
9. 規則正しい生活をしている
生活リズムが整っている人は、心身が安定して、軽やかな雰囲気で若見えします。
秘訣
- 早寝早起き
睡眠リズムを一定に保つことが大切です。朝は朝日を浴びることでセロトニンという幸せホルモンの分泌を促します。セロトニンは15時間ほどで睡眠の質に関わるメラトニンに変化しますので、良い眠りにも必要です。 - 入浴は寝る1時間以上前に済ませる
体温が下がって来た頃に、入眠しやすくなるので、寝る直前ではなく少し余裕を持って入浴しましょう。湯船に浸かることが大事です。
漢方養生の視点
- 朝は「陽」が盛んになる時間帯です。温かいお茶やスープで陽の気を高めましょう。
10. 精神的に安定している
精神的に安定している人は、若々しさと大人の余裕も併せ持ち、素敵に見えます。
秘訣
- リラクゼーション
瞑想や深呼吸を取り入れ、ストレスを溜め込まないようにしましょう。好きなエッセンシャルオイルを使い、アロマテラピーを取り入れるのも効果的です。 - 趣味を楽しむ
自分の好きなことに没頭する時間を持つことで、リフレッシュし、精神的な安定を保つことができます。 - 悩みを一人で抱え込まず、家族や友人に相談することも大切です。