痩せにくくなる40代からは絶対に食べた方が良い食べ物10選
40代に入ると、若い頃と比べて体の代謝が低下し、太りやすく痩せにくい体質に変わると感じる女性が多いのではないでしょうか?この変化にはホルモンバランスの乱れや筋肉量の減少など、年齢に伴う体の変化が関係しています。しかし、食事の内容を見直し、漢方の考え方を取り入れることで、無理なく健康的に体を整えることが可能です。
本記事では、漢方的視点から40代以上の女性に特におすすめの「痩せやすい体作り」をサポートする10の食材をご紹介します。さらに、読者が実際に取り入れやすいように、これらの食材の特徴や食べ方のコツも詳しく解説します。
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痩せやすい体を作る10の食材
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黒ごま
黒ごまは、漢方では「腎」を補うとされており、エネルギー代謝をサポートする効果が期待できます。40代になると腎の働きが衰えるため、黒ごまを取り入れることで代謝アップや老化予防につながります。ごまは、そのままでは消化しづらいので、すりごまやペースト状で取り入れることがポイントです。
食べ方のポイント:
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毎朝のヨーグルトにすりごまを混ぜる
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炒め物やサラダにトッピング
- ゴマペーストをトーストに塗ったり、そのままペロリと食べる。
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生姜
生姜は体を温め、血流を改善する作用があります。冷えが気になる女性や、代謝が落ちていると感じる方にぴったりです。すりおろすのが面倒でしたら、パウダー状のものをネットで購入するのも手です。ダイエットには発散作用のあるすりおろしがおすすめですが、パウダー状のものは身体を温めるので、どちらもおすすめ!
食べ方のポイント:
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紅茶やお湯にすりおろした生姜を加える
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スープや味噌汁に加えて温活
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鶏むね肉
高タンパク低脂肪で、筋肉量を維持しやすくしてくれる鶏むね肉は、40代女性にとって理想的な食材です。漢方では気を補う働きがあり、疲れやすさの改善にも役立ちます。肉は消化しづらいので、よく噛んで食べましょう。
食べ方のポイント:
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蒸してサラダやスープに加える
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シンプルに塩やハーブで味付けして焼く
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きくらげ
きくらげは鉄分が豊富で、血を補う作用があります。更年期症状や貧血が気になる方におすすめです。私は乾燥したものを買ってきて、味噌汁に入れて摂っています。
食べ方のポイント:
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卵スープや炒め物にプラス
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乾燥きくらげを戻してサラダに
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アーモンド
良質な脂肪とビタミンEが豊富なアーモンドは、アンチエイジングや代謝促進に役立ちます。漢方的には「潤いを与える」食材として、美肌効果も期待できます。くるみを併せるのもおすすめ。甘いものが欲しくなったらナッツを一掴み食べるようにすると、甘いものの誘惑からも抜け出せますよ。
食べ方のポイント:
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間食にそのまま食べる
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素焼きナッツが淋しかったら、ミネラルがきちんと入った塩を振って食べる(精製塩は✖️)
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山芋(長芋)
山芋は消化を助け、疲労回復に役立つ食材です。漢方では「気と血」を補うとされ、体力を回復させる効果があります。
食べ方のポイント:
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すりおろしてとろろご飯に
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細切りにしてサラダや和え物に
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小豆
小豆は利尿作用があり、むくみの解消に役立ちます。さらに、血を補う効果もあり、美容にも良いとされています。あずき茶をホットで飲むようにすると、水分代謝が良くなり、それだけですっきりとしたスタイルになれる人もいます。太っていると思ったらむくみだったという人、結構いるんです!
食べ方のポイント:
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小豆粥を作る。おかゆは食べやすいですが、よく噛んで食べることがポイントです。
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煮物やデザートとして取り入れる。砂糖はきび砂糖やてんさい糖を使いましょう。
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ほうれん草
ほうれん草は鉄分やビタミンが豊富で、血を補いながら体力を整えます。肌や髪など美容にも良いですし、疲れやすい40代女性に欠かせない野菜です。
食べ方のポイント:
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お浸しや炒め物にする
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味噌汁に入れる。栄養素が逃げないのでおすすめです。
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クコの実(ゴジベリー)
クコの実はアンチエイジングや目の疲れに効果的で、漢方では「気と血」を補う代表的な食材です。ネットでも購入できます。
食べ方のポイント:
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料理にトッピングする
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お茶として飲む。私はサンザシなどと一緒に、保温のマグに入れてちょっと置いてから飲むようにしています。実はお茶を飲んだ後、そのまま食べても良いです。
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青魚(サバ、イワシなど)
青魚には良質なオメガ3脂肪酸が含まれており、血液をサラサラにしながら代謝を促進します。漢方的にも血の巡りを良くする効果があります。
食べ方のポイント:
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焼き魚や煮魚にする
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缶詰を活用して手軽に
痩せやすい体作りのための食事のポイント
漢方的な視点では、「冷えを改善し、気・血・水のバランスを整える」ことが痩せやすい体作りの基本です。
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体を冷やす食材を控える: 生野菜や冷たい飲み物は、体を冷やす原因になります。ダイエットといえば野菜!ということで、手軽にサラダやスムージーなどを摂りがちですが、ダイエットは内臓を温かい状態に保つことがポイントです。実は冷たいものを食べると、内臓が一旦温めないといけないのです。お湯やスープ、味噌汁、生姜、シナモンなどを積極的に取り入れて、身体を内側からも温めるようにしましょう。
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よく噛む: 消化を助けるため、食べ物をよく噛む習慣を。よく噛まないで飲み込んでしまうことで、胃が食材を粉々にするところから行わないといけなくなるので、胃が疲れてしまいます。漢方目線のダイエットでは、内臓を休めてあげて、きちんと働けるようにしてあげることが大事です。歯ができる仕事は歯がやりましょう!「ありがとうございます」と考えながら噛むと10回噛めますので、3回「ありがとうございます」を言いながら食べましょう。まずは最初の一口から、習慣づけましょう!
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まとめ
40代からは、無理なく代謝を高める方法で、身体に合った食べ物を取り入れることが大切です。本記事で紹介した10の食材をスーパーで見かけたらぜひカゴに入れてくださいね!日々の食事に取り入れ、楽して「いつまでも若くて綺麗な体」を目指しましょう!
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